GarminのBody Battery(ボディバッテリー)機能とは?
ボディバッテリーとはGarminのスマートウォッチなどのデバイスに搭載されている機能で身体のエネルギー状態を1~100の数値とグラフで可視化してくれるという面白い機能です!
ボディバッテリーとは、心拍変動、ストレス、アクティビティなどのデータを使用して予備エネルギー量を測定できる機能です。この機能は1から100の数字でユーザーのエネルギーレベルを表示します。数字が高いほど、アクティビティを実行するためのエネルギーが高いことを意味します。数字が低いほど、エネルギーを温存することを推奨します。ボディバッテリーの独特性とは、数時間から数日にわたるユーザーのエネルギー全体像を構築できる累積メトリックであることです。
GARMIN 機能と特性:Body Batteryのよくある質問 より
リラックスして安静にしていたり、睡眠を取るとバッテリーが充電されて、運動・家事・仕事・疲労・緊張・体調不良などで心拍数の変動があるとバッテリーが減っていく感じですね。
ボディバッテリーはまあまあ体感と一致するぞ!
このボディバッテリー、ただの遊び的な機能かな?と思っていたのですがちゃんとバッテリーの数字と身体の調子の感覚がまあまあ近い事に驚きました。
ボディバッテリーが高い(80~100など)日は疲労感がなくトレーニングでもとても調子が良いです。
逆にボディバッテリーが低い(30以下など)時は疲労感を感じますし安静時の心拍数も高くトレーニングでもあまり調子がいいとは言えない感じです。
身体の調子や疲労の管理に役立つ
自分はロードバイクでパワートレーニングもして疲労を数値管理していますが「トレーニング以外の疲労」というのがパワトレの課題です。
パワトレは「トレーニングによる身体への負荷」しか分析していないので、人によって1日のリカバリー具合が変わってくるはずです。
1日のうちトレーニング以外の時間をリカバリーに充てれる人とハードな仕事をしている人では疲労の回復がかなり違うはずですよね。
ボディバッテリー機能ならトレーニングとトレーニング以外の負荷も分析するため総合的に調子と疲労の管理に役立つのではないかと思います。
レース前のピーキングにも使えそう
自転車やマラソンなどレース前に体調を万全にするための「ピーキング」にもボディバッテリーは参考になりそうです。
レースの前日~当日にボディバッテリーが満タンになるように調整するときっとバッチリでしょう!
ボディバッテリーは常に高いほうが良いとは限らない
Garmin公式の説明によるとボディバッテリーが常に高いほうが良いかと言うとそうとは限らないそうで、1日が終わる頃にバッテリーの充電と消費の数字が近いとアクティビティとリカバリーのバランスとして理想的だそうです。
たしかに常に高いということは全然トレーニングしてない(消費していない)ってことで「サボってる」ってことですもんね!逆は「練習しすぎ」ってこと。
ボディバッテリーを効果的に充電するには
ボディバッテリーは安静にしておくと充電(回復)されていきますが効果的なのはやはり「睡眠」ですね。特に「深い睡眠」の時間が長いと充電が早い感じがします。Garmin公式にも「充分な睡眠が一番効果的」と説明されています。
睡眠前のカフェイン、アルコール、運動は回復を遅らせるので控えたほうがいいそうです。
デバイスはなるべく着けておくほど正確
当たり前かもしれませんがデバイスはなるべく1日中着けておくほうが測定が正確になります。
ちなみに一時的に外しても外しておいた間の数値は予測してくれますが、数時間以上など長時間外すと一旦数値がリセットされて再度装着した時点の数値から再開するそうです。
とはいえ身体の声は大事。あくまで参考値として
いや~ボディバッテリーなんて便利な機能なんでしょう!そう思いませんか?最近はボディバッテリーの数字をかなり参考にしていておかげでうまくトレーニングができている気がします。
とは言え、、身体の声はとても大事です!数字にとらわれすぎて身体の声を無視するのはよくないです。
あくまで数字を参考にしつつ身体の感覚とリンクさせて使うようにしましょう。
ボディバッテリー対応の主なGarminデバイス
ボディバッテリーの機能はGarminのウェアラブルデバイスで対応しています。主な対応機種は以下の通りです!ちなみに自分はアウトドアウォッチの「Instinct Tactical」を使っていますが見た目もカッコよくておすすめです!