富士ヒルは例年であれば毎年6月の第1週頃に開催していたはずですが新型コロナウィルスの影響で残念ながら中止となりました、、。中止を発表した際に「状況を見て秋頃に形を変えて大会を開催する」と宣言していましたがなんと「秋のMt.富士ヒルクライム」という形で開催される事が発表されました。
ですが、、開催概要や変更点などを見ると『いつもの富士ヒルではない』事が分かります。
ということで概要のまとめと注意事項などをまとめてみました。
あと気になる点もいくつか・・
開催概要の主なポイント
開催日とエントリー期間
開催日は2020年9月27日(日)のみで前日のイベントなどはありません。当日のみです。
エントリー期間は2020年7月18日(土)0:00~8月31日(月)です。
いつもは夜中の0時からではなく20時くらいからだったと思いますのでエントリーしたい人は注意が必要です。
いつものように申し込みが殺到するのかは今回は分からないですね。
でも参加定員が3,000人と少ないのですぐに定員に達する可能性はありそうです。
参加定員
参加定員は3,000人(予定)といつもの1万人規模から大幅に縮小。3密対策の一つですね。
駐車場
駐車場は有料(500円/台)で提供されるようです。割り振りはランダムです。6月の大会にエントリーしていた方は200円だそうです。エントリー時に申請するようです。
スケジュール
スケジュールは
- 3:00~交通規制開始
- 4:00~駐車場オープン。
- 6:30~10:30の間に30分間隔でスタート(8グループ)
- 8:30~15分間隔でグループ毎に下山
- 11:00に第1関門(10.5km地点)閉鎖
- 11:30に第2関門(17.2km地点)閉鎖
- 12:00にフィニッシュ閉鎖
- 13:45に交通規制解除
という流れです。
エントリー料金は2パターン
今回は中止となった6月の大会にエントリーしていた方は少し安くエントリーできるみたいですね。中止の際にRUNNETポイントによる返金があるのでそれを使ってねという事でしょうね。
本年6月大会に申し込まれた方のエントリー
- 一般⋯6,000円
- 18歳以下⋯4,000円
一般エントリー
- 一般⋯8,500円
- 18歳以下⋯6,500円
スタートは30分間隔の中で「いつでもスタート」
これも三密を避ける施策の一つだと思いますがいつものようにスタート地点にみんな並んで号砲と共にスタート!というわけではなく割り振られたグループのスタート時間帯(30分間)の中で自由にスタート。というレース感ゼロな感じです。
実際どんな感じになるのか想像があまりつきませんが場合によっては「ほぼソロ」みたいな状況になるかもしれないですね。
ゼッケン・チップは事前送付、選手受付はなし
いつもは前日か当日に選手受付を行ってゼッケンとチップなどを受け取るのですが事前送付らしいです。これはスムーズなので今後もこの方法にしてもらえると嬉しいかな!
スタート隊列待機の中止
先述しましたがスタート地点での待機はなく決められた時間帯に自由にスタートする方式です。
タイム計測のみで表彰はない、記録証はWeb方式で提供
公式にタイム計測はしてもらえますが表彰はないそうです。記録証も紙ではなくWeb方式という事なのでデジタル完走証みたいな感じでしょうかね?
サイクルEXPOの中止
大きい大会の醍醐味の一つサイクルEXPOもありません・・!仕方がないですがいつも楽しみの一つだったので残念ですね~。飲食ブースなども当然ないので現地での飲食物の調達はできないので注意ですね~。
【重要】下山後の暖かくて美味しいうどんもないよ!!
応援バス・海外エントリー中止
選手応援バス、海外からの選手受け入れはしないそうです。
気になる点や注意点
来年6月大会の優先エントリー権利が完走者全員に提供される!
7/22に公式ホームページで発表がありましたが、来年6月の大会の優先エントリー権利が完走者全員に提供されるとのこと・・。うーん、これは参加しておくべきか・・?
来年6月大会の記録や主催者選抜クラスの選考には影響なし
秋の富士ヒルのコースレコードは「秋の富士ヒル」として記録されるそうです。
また、秋の富士ヒルの記録は来年6月大会の主催者選抜クラスの選考には適用しないとのこと(まあ自分には関係ない話、、)
中止となった2020年6月の大会の主催者選抜クラス対象者は来年6月の大会へ引き継がれるそうです。
申し込み時の申告タイムでグループ分けされる?
おそらくですがグループについてはエントリー時の申告タイムで分けられるようです。
ホームページには「エントリー時に選択して頂いた午前6時30分~10時30分まで」と書いていますが、案内のメールには「申し込み時の申告タイムにてグループ分けされた」と書いています。どっちが正しいんでしょうね・・?
申告タイムでグループ分けされるならある程度の脚が揃ったメンバーで走ることも期待できなくはないかもですね。
ただ、脚の合う知り合いが多ければ参加するメンバー同士でタイミングを合わせてスタートしたほうがタイムは出やすいんじゃないかと思います。
手荷物預かりがない(公園内に荷物置き場はある)
これも三密対策で仕方がないと思いますがさすがに少しでも軽量化してタイムを狙っている人にはツライ変更点です。
手荷物もなるべく軽量化したい所ではありますが富士山を舐めると痛い目を見ます。五合目は天候次第ではめちゃくちゃ寒くてふもとが晴れてるのに上は天候最悪とかもあり得ます。さらにそんな中を数十分間ダウンヒルする必要があるので防寒着は最低限揃えたほうがいいですね。頑張っても1kgくらいは増えちゃうかな~・・。
【7/22公式ホームページで発表】輪行袋など会場まで持参された荷物置き場を富士北麗公園内に設置するとのことです。
さらに!グループで参加する場合グループ内の選手の手荷物を他のグループの選手が携行することに制限を設けないととのこと・・!参加者であれば手荷物運搬アルバイトが可能ですよw
中止の場合は「全額返金」ただし中止決定のタイミングによっては最悪「返金なし」
6月の大会はRUNNETポイントによる返金という対応でしたが今回は中止の場合には現金で全額返金との事みたいです。ちなみに全額返金だと参加賞は貰えないそうです・・w
ただし全額返金は9月6日までに中止決定した場合で9月20日までに中止の場合は50%の返金(参加賞あり)、9月26日までに中止の場合は「返金なし!(参加賞あり」だそうです。
うーん。。ギリギリまで引っ張って中止してRUNNETポイント返金分も回収しちゃおう的な魂胆が・・というのは悪く考えすぎですね!運営も大変なんですよ!
会場へ入れるのは「参加者」と「スタッフ」のみ
しれっと書いてましたがこれも注意で、つまり応援の人は会場に入れないという事ですよね。もちろん参加してない人が五合目まで行くこともできないので参加せずに「代わりに荷物運搬」みたいな事はやめましょうw
「下山防寒着の携帯は参加必須条件です」と書いていますので参加者だとしても荷物運搬を代行してもらって防寒着を携帯せずに走るとNGかなと思います。
【追記】7/22に公式ホームページで発表されましたが、グループで参加する場合グループ内の選手の手荷物を他のグループの選手が携行することに制限を設けないととのこと・・!参加者であれば手荷物運搬アルバイトが可能ですよw
気温は例年の6月1週目とほぼ同じまたは若干暖かい・・が富士山を舐めてはいけない!
「過去3年間の富士山5合目の平均気温は12.7℃、平均最高気温8.3℃、平均最低気温5.1℃です。6月1週目より若干暖かいです。」とホームページには記載されていますが富士山の五合目の天候によっては「真冬」みたいになります。
舐めてると痛い目を見るので参加するなら防寒着はちゃんと用意しましょう。
フィニッシャーリングはもらえる?
メールにもホームページにも記載が見つからなかったのですが完走タイムに応じたブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナなどフィニッシャーリングはもらえるのでしょうか?
このフィニッシャーリングを目的に参加してる人は多いと思うのでココかなり重要な気がします。
運営に問い合わせメールを送ったので返答あり次第この記事をアップデートしようと思います。
7/17に下記の通り問い合わせの回答がありました。
従来のタイムによる色分けされたフィニッシャーリングの配布はないようですが、、参加賞として同一デザインのフィニッシャーリングを参加者全員に事前送付するとのことです。(7/22に公式ホームページで発表)
Mt.富士ヒルクライム大会事務局
JBCFはどうなる?
JBCFのレースカレンダーではMt.富士ヒルクライムが『未定』となっており同日に開催する可能性が高いです、、が現時点でまだJBCFに動きがありません。どうなるのか気になる所です。
7/17にレースカレンダーが更新されていました。
未定となっていたMt.富士ヒルクライムは「中止」となりJBCFでの富士ヒルの開催はないようです。
https://jbcfroad.jp/news/157
で、参加する?どうする?
この新型コロナウィルスという緊急事態だけの幻の大会にもなりそうだし出てみたいという気持ちは強いですね。検討中・・。