自分は平地においてもヒルクライムにおいても75~85回転くらいでペダリングするいわゆるトルク型ペダリングだったのですが最近ZwiftのSSTメニューでハイケイデンス(95~110回転くらい)を意識して回していると低ケイデンスよりも脚の「持ち」が断然良いことに気づきました。
ハイケイデンスだと心拍が上がりやすくて疲れてしまいそうなのと体重を乗せてペダリングするクセがあるため自然と低ケイデンスになっていたのですが実験的にハイケイデンスで回してみたら心拍の上昇は確かに早いのですがFTPやL5など高強度のパワーを出さない限りは心拍が上がりきってしまうことはなくむしろトルクが少ないため脚のダメージの蓄積が少ない感じです。
もちろん長時間回していれば少しずつ心拍も上がってくるのですがそんな時は少しケイデンスを落とせば心拍は若干落ちて回復して、その後ハイケイデンスに戻せる感じです。
最初から低ケイデンスでトルクをかけて回しているとそうはいかず疲労の蓄積に伴い心拍が上昇してきて、さらにケイデンスを落とすしかなく脚のダメージはどんどん増える一方な感じになります。
なので最近ではパワーを出そうとする場合はハイケイデンスで回したいなぁと考えるようになってきました。
▼かのアームストロングも脚をためるためにハイケイデンスでヒルクライムしろ。と言っています。(上級者は100回転以上を目指しましょうとのこと)
https://roadbike-fun.net/entry34.html
そしてハイケイデンスを意識しだすと今まで気にならなかったギア比が気になり始めました。
というのもフロントは52-36Tのセミコンパクトでリアは11-25Tとそこまで軽いギア比ではないのです。
~5%程度の登りなら36-25の組み合わせでも充分なのですが8%や9%、10%となってくると90や100回転で回すのはかなり厳しいです。
たとえば地元の峠で平均7.5%の峠があるのですがココをパワー5倍くらいで登ると平均時速が17kmほどになります。36-25Tで100回転を維持すると大体18km/h(5.3倍くらい)になり今の脚力では維持が厳しいです。
7.5%でこんな感じですから8%以上になると90回転を切ってしまいますし、コースによっては平均斜度が緩めでも前半がほぼ平坦で後半がずっと10%の激坂というプロフィールもよくあります。
まあ脚力が上がれば問題ないのですが脚力を上げるのが先かギア比を下げるのが先かという話で今の脚力に合わせてギア比を変えてなるべくハイケイデンスで対応できるようにしたいなと。
ということでフロントを50-34のコンパクトクランクに変えてリアも11-28にして34-28を選択できるようにする予定。(フロントはすでに変更済み)
これで少しは激坂でも脚を残せるようになるかな?