TTEってなんじゃらほい
Intervals.icuのPowerページを見ているとTTEという値があって気になって調べてみると「FTPに等しいパワー(有酸素能力の限界値)を維持できる最大持続時間の測定値」という事らしい。
はて、FTPに等しいパワーを維持できる最大時間って・・?
FTPはそもそも1時間維持できるパワーという定義だったような。
でも20分パワーやランプテストで出したFTPのパワーが1時間持続できますか?と言われて「できます」と自信満々に言える人はそうそういないし実際できない人がほとんどだと思う。
近年はFTPは有酸素能力の限界値ではあるけれど人によって持続できるパワーが異なる事が分かってきたためその有酸素能力の限界値を維持できる時間を定義したのがTTE(Time To Exhaustion)だそうだ(ざっくり)
そしてどうやらintervals.icuでは有酸素能力の限界値をeFTPと表現しているらしい(WKO4やWKO5ではmFTPというらしい)
※違ってたらすんません
参考記事
詳しくはこの辺を読んでみてください。
Introduction To The Time To Exhaustion (TTE) Metric In WKO
パワーを利用したトレーニングも徐々に進化しているのです。~Empirical Cycling FTP Tests について~
eFTPを上げながらTTEも伸ばすトレーニングを
自分は最近はヒルクライムのレースをターゲットにしているので20分以上、30分や40分、長いと60分以上のレースもある。
なのでeFTPを上げることも大事なんだけどそれを40分、60分と維持できるようにTTEを伸ばすという事も意識してトレーニングに取り入れたほうが良さそうだ。
方法としては、、
- 60分TTをしまくって徐々に平均パワーを上げていく方法
- 10分や20分のパワーを上げてeFTPを上げるトレーニングとそのeFTP付近で30分40分60分と維持するトレーニングを並行して行う方法
の2パターンになりそうだけど、①の方法はメンタル的にきつそうなので②のeFTPを上げながらTTEを伸ばすという方法がいいのかな・・。