Intervals.icu関連の記事はこちらにまとめてあります
Intervals.icuの使い方。ロードバイクのトレーニング管理に。Intervals.icuの「Compare」という機能を使うとアクティビティのデータを組み合わせて色々データをグラフにできるんですが「Power/HR Z2」というゾーン2付近のパワーに対する心拍数の値をグラフ化するとある程度の期間において成長しているかどうかが分かりやすくなります!
Power/HR Z2はパワーを心拍数で割ったものですが1回の心拍数に対してどれだけのパワーが出せているか?という値になるので高くなっていれば楽に高いパワーを出せるようになっているという事が分かるのです。
つまりPower/HR Z2は高くなっていればいるほど強くなっている!と言えると思います。
例:150W/135bpmの場合は1.11、200W/135bpmの場合は1.48
(後者のほうが同じ心拍数でも高いパワーを出せている)
※ちなみにこの値は体格によるパワーや心拍ゾーンに違いがあるため他人との比較には向いていないと思います。
グラフにする方法はこちらのページで解説していますがチャートは「Custom」を使います。
Y-Axisは「Power/HR Z2」、その下は「Moving Avg 28d」とするのが良いかなと思います。X-AxisはDaysのままで。
Moving Avgは移動平均の事で28dは28日の事です。
なので28日間(4週間)の移動平均で表示される。という事です。
28dの数字を増やせばもっと長期的な傾向が見れますが4週間くらいがトレーニングの反応が身体に起きてくる期間かなという感じで丁度いいんじゃないかな?と思います。
これの良いところは毎日の変化を見ていても強くなってるのかなってないのか?調子がいいのか悪いのか?がよく分からないデータの長期的なトレンドを見ることができる点ですね!
注意点
注意点としてはライドの際にはなるべく心拍計を装着して心拍データを取る事と、パワーデータの精度がバラバラにならないようにすることです。例えばパワーメーターやスマートトレーナーが複数あってそれぞれの差が大きすぎると少し精度が下がってしまいます。まあとはいえめちゃくちゃ上振れしてたり下振れしてなければある程度のトレンドは分かると思いますが。
以上!