去年のGarmin先生のデータを振り返ると、以下が一致してました。
- 安静時心拍数の平均が上がったタイミング
- アンプロダクティブが続き始めたタイミング
- Vo2maxが下降し始めたタイミング
- 体感的に調子悪いなと感じ始めたタイミング
Garmin先生の分析精度はかなり高い
Garmin先生の分析は精度が高いなと感じます。
昔はそうでもなかったけど最近のGarmin先生は精度がすごいです。
負荷ステータスがアンプロダクティブになっても無視して強度の高い練習を続けているとあれよあれよとVo2maxの数字も下がっていって実際にパワーも落ちてくるし実際に調子が悪くなってきます。
つまりGarmin先生の評価が高ければ実際に強いという事なのです。
Garmin先生の評価と強さが高い精度でリンクしています。
Garmin先生を攻略する事が良いトレーニングと言っても過言ではないと思います。
Garmin先生がどういうロジックで分析をしているかはちゃんと公開されていないので詳細は分からないですが心拍数や心拍変動、パワー、パワーに対する心拍(P/hr)あたりを見ている感じです。
Garmin先生の攻略法
- サイクリングVo2maxの傾向に基づいてVo2maxを判定している(らしい)。
- 基本的にVo2maxが上がればプロダクティブ、下がればアンプロダクティブとなる(傾向)。
- Vo2maxはP/hrやHRV変動を見ている
- P/hrを下げない、上げるように注意してトレーニングする
この辺りに注意して負荷ステータスでプロダクティブが続くようにしつつ、Vo2maxも上がるようにトレーニングすると結果的に良いトレーニングになっていて強くなっていく感じです。
重要そうなのはパワーに対する心拍(P/hr)です。
P/hrが高くなるという事は以前よりも高いパワーを同じ心拍で出せるという事なので強くなっているという事です。
P/hrが低い時は疲労がたまっていたり練習不足や体調不良でパフォーマンスが落ちているという事です。
P/hrが低くならないようにするには疲労に注意するようにする(栄養・睡眠・ストレッチ・ストレスなど)。安静時心拍数を観察して高そうな日は休んだり低強度のトレーニングにしておくなど。
P/hrを高くするには適切な強度やボリュームでトレーニングをする。
適切な強度やボリュームというのが難しいですがそこは試行錯誤するしかないです。
試行錯誤してGarmin先生を攻略する事ができれば強くなっていくと思います。
Garmin先生を攻略する上で気をつけているポイント
最後に自分がGarmin先生を攻略する上で気をつけているポイントです。
- 心拍ゾーン4以上にあまり滞在しすぎないトレーニングをする(割合だと5%程度)
- 安静時心拍数が前日より5以上高い、連日上がってきている、ような場合は休んだりトレーニングは低強度までにして疲労を回復させる(体感重視、やりすぎない)
- アップをしてP/hrが低そうならキツめのトレーニングはしない
- 高強度のトレーニングは週1〜2回までにする
- 7日間の負荷が適切な範囲から外れすぎないようにする(外れる事はあってもまた収まるようにすればOK)