カジガ森ヒルクライム2020走ってきました。
約10km/約1000m平均勾配約10%の激坂コース。
総合3位
46分45秒
276W/54.1kg/5.1wkg
リザルト
結果は3位でなんとかかんとか入賞!
一緒に参加した同チームのくまちゃんは女子優勝!さすが!
試走
本番の3日前に試走へ行って走ったらStravaのセグメントでは48分50秒くらいで上位狙うなら3分近く縮めないと厳しそうだったので以下のように自分なりのプランを練ってみた。
コースプロフィールは①スタート→激坂1km→平坦1km→②勾配10%前後の登りがひたすら6.5km→③残り1.5kmから若干ゆるくなって最後またキツくなってゴールという感じ。
試走した感じでは①の平坦1kmはくねくねしててあまりスピードは出せないので最初の激坂1kmで少し脚を使ってその後流して回復させて②のHC区間へ臨む感じで走るほうがタイムは稼げそうだった。
②のHC区間は自分のギリギリ脚が終わらないペースで回して③の残り1.5kmからペースアップして一気に尻上がりにしていくほうが速いと思った。
試走では③から壮大に垂れてしまってStravaだと③の区間だけで昨年の優勝者と2分近く差があったのでここらへんで自分は上げて周りが垂れてくれれば多少先行されていても逆転できるかな?と。
気合いや勢いだけで持つのは30分までで、それ以上はオーバーペースで走れば必ず垂れてくるので自分のギリギリのペースを守って垂れないようにして最後頑張ったほうが絶対速い。
このプランで走れば自分のベストペースかつ去年の優勝タイムあたりになるはずなので負けたらもうそれは実力不足だしタレタレで負けるより諦めがつく。
あと試走の時から荷物やらなんやら外せるものは全部外して体重も700gほど落として合計3.4kg減らした。これだけでも1~2分は速くなるはず。
当日
前日に大歩危の宿へ輪行で泊まって5時起き。体重測ると54.1kgで今季最軽量だ。
本番の4時間前を目安に羊羹、どら焼き、豆大福、草大福を食べる。大体800キロカロリーくらい?
レース1時間前目安にブーストショットでドーピングw
これ飲みやすいしかなり効くのでおすすめです。
宿からレース会場まで20kmほどゆるゆると1時間強かけて到着、受付など済ませてもう一度コースの路面などを確認がてら2kmほど試走。序盤の路面は濡れていたりガタガタ割れているのでちょっと注意が必要だなと思った。
レース展開
5人ずつのグループに分かれてスタートするのだが自分のグループには去年2位だったOさんと色々なレースで年代優勝や入賞されているNさん。前のグループに去年優勝者のTさん。
グループ内で1位か2位を取れば入賞、あわよくば優勝いけるかも?という感じ。
3組目でスタート。序盤の平坦から同グループの3人に先行されてしまったけど焦らず自分のプランを貫いて回す。ここで焦ってはオーバーペースで試走の時と同じように壮大に垂れて終わり。
先行しているうち1名の背中が微かに見える位置で回し続けていると徐々に近づいてきて残り2kmで捉えたのでいつものようにポーカーフェイス(笑)で少しだけ強めに踏んで心を折りつつ離れたのを確認したらまたペースを戻す。
残り1.5kmになったので予定通り出力を上げる。まだ先行している残り2名は見えない。
500mほど進むと先行してた2名が見えた!なんか蛇行しててかなりキツそうだ。自分の脚はまあまあ残っているのでいける!と思ったので気付かれないようにそーっと詰めるw
残り800mあたりで2名の心をこれでもかと折りたかったのでキツイけどガッとアタック!あとでデータ見たら550Wくらい出てたので9~10倍でアタックしてたらしい。
一瞬付いてこられたけどやはり2名の脚は残ってなかったようでかなり離せた。そのままゆるめず踏み倒してゴール。
このグループで一着ならもしかして優勝ありえるか!?と思ったらすでに同グループの1名が先着している(汗)
よく見たらさっき抜いた2名のうち1名は前のグループの人で自分はグループ2着だった、、。
そして前のグループの去年の優勝者Tさんが2位と3分差という一人大差で優勝という結果に。ちょっと格が違った(笑)
一瞬でも優勝が頭をよぎったけど現実はそう甘くないw
まあでも自分のプラン通り走れて過去最高パワーで走れてるし優勝目指すならまだまだ色々足りんという事が良くわかりました。
レース後
レース後はゴール手前の山荘で交流会、その後表彰式。
パエリアやうまそうなもんを頂きながら雑談。
2位の方とお話したらバイクが5kg台とのことで機材からもう負けてますがなー、、。
大会は終始アットホームで楽しかったです。
スタッフも山荘の人も皆丁寧で良い人でした。
来年高梁ヒルクライムと被らないように調整してください(笑)と伝えておいたから被ってなければまた出たいかも!