Wahooで人気のスマートトレーナーKICKRやKICKR COREは静かでパワーの精度も+-2%以内という正確さで人気があります。ただしその精度を維持するためには「キャリブレーション」を定期的に行う必要があります。
※2021年1月現在、最新のKICKR(KICKR AXIS)は自動キャリブレーション機能が付いています。
通常は「スピンダウンキャリブレーション」という方法でキャリブレーションを行いますがパワーの精度に異常が見られた場合などに「高度なキャリブレーション」をする方法があるらしく、それが「ファクトリースピンダウン」らしいのです。
自分もWahoo KICKR COREを使っていて少し気になったのでファクトリースピンダウンのやり方について海外の情報などを中心に調べてみました。
ちなみに一部のWahooドキュメントには、ファクトリースピンダウンを実行するとKICKRの内部に損傷が生じることが多いと記載されているそうで、Wahooのサポートから要求されたり、通常のスピンダウンキャリブレーションを行ってもパワーの異常が解決しない場合に行うほうが良さそうですね。
次で説明しますがファクトリースピンダウンはWahooのスマホアプリを使って行うのですが誰でも簡単にできないように隠し機能となっています。
ファクトリースピンダウンを実行する場合の準備と注意点
ファクトリースピンダウンはWahooのスマホアプリ「Wahoo Fitness」を使って行うので事前にインストールしてKICKRやKICKR COREをアプリと接続しておきましょう。
Wahoo FitnessにKICKRやKICKR COREを接続する方法は以下を参考にしてみてください。
Wahoo製品をWahoo Fitnessへ接続する方法とファームウェアのバージョンを確認・アップデートする方法ファクトリースピンダウン実行時の注意点ですがZwiftや他のデバイスに接続をしないようにしましょう。Zwiftや他のデバイスがトレーナーを制御してしまうとファクトリースピンダウンが完了しなかったり正確に実行されない恐れがあります。Wahooのスマホアプリにだけ接続しましょう。