ピリオダイゼーション | アフログ

ピリオダイゼーション

2022年は初心に戻って王道のピリオダイゼーションを組んでみる事にした。

王道のピリオダイゼーションというのは『リニアピリオダイゼーション』というメインレースに合わせて段階的に強度やボリュームを調整してピークを作るトレーニング方法で、疲労を抜く移行期、低強度中心の基礎期、中高強度の強化期、レース前の調整期、と期分けをするやり方で1年に2回くらいメインレースを設定するのが一般的っぽく半年に一度は練習強度やボリュームを落として疲労をきっちり抜く時期もある。

SST(ZwiftのCarson+2)やPOL、短時間高強度など色々試してみて1周して戻ってきた感じで、やはりベース作りの基礎をおろそかにしては伸びるもんも伸びないなと感じたし、書籍にもそう書いているし、飛び抜けて強い人達も推奨しているし実際にそういう練習をしている。

振り返ってみれば2017年から2018年にかけて4〜5ヶ月ほど平日ほぼ毎日LSDで60〜80km、土日は200〜300km走っていた時期がパワーが飛び抜けて伸びた。単に伸びしろが充分にあったから伸びたんだろうと思っていたがもしかしたらしっかりとしたベース構築が良かったのかもしれず今でもベース構築をしっかりやればまだまだ伸びるのかもしれない。

冬場のベーストレーニング(LSD〜L3)でFTPが20W向上

とりあえず年に2回ということで6月の富士ヒル、9月10月の赤城山HCや地元の高梁HCをメインレースに設定する事にした。

6月の2週目に富士ヒルなので逆算して1〜3月を基礎期、4〜5月を強化期、6月1週目で調整(ピーキング)という感じ。

基礎期は低強度長時間のベースライドをひたすら。強化期はベースライドもしつつベースライド中に10分くらいの峠で強度を上げたりしながら最終的には短時間高強度のインターバルもやりつつ疲労を抜いていってピーキングしてレースに臨む。

レース後(ピーキング後)は1ヶ月くらいは好調が続くそうなので6月中に地元の峠のセグメントの更新にチャレンジしたり近いレースがあれば出てみてもいいかもしれない。

7月前半は移行期としてわざとボリュームと強度は落として疲労をきっちり抜く。トレーニングは忘れてグルメライドなどゆるポタを楽しむくらいでいいかもしれない。

7月後半からまた少しずつベースを再構築しつつ9月末までに調子を上げていき10月にレース。

で、レース後10月中は好調が続くはずなのでまた峠TTや草レース(ちくさHCとか)に出たり。

11月にはオフに入りグルメライドなどを楽しみつつ疲労をリセット。

決して年がら年中トレーニングしたりレースに出ないのが大事。(練習と割り切って弱い時期にレースに出れるならいいが気持ち的に難しいかもしれない)

12月からまた準備期としてぼちぼち乗り込みを開始して春に向けて基礎期に入る。ちゃんと今年にこのサイクルができれば2023年の基礎期のレベルは今年よりも1段階上がっているはずなのだ。

という感じで長期的に数年かけて強くしていくのが王道らしい。

急がば回れ。