スマートトレーナー「Tacx(タックス)Neo2 Smart(T2850)」とペダル型パワーメーター「Garmin Rally(ラリー)RS200」のパワーの誤差を比較してみました。
※Tacx NeoシリーズはNeoとNeo2(T2800)とNeo2T(T2850)の3種類がありますがNeo2(T2800)の機種です。
比較方法として、Tacx(タックス)Neo2をBluetoothでZwiftへ接続して、Rally(ラリー)をAnt+でサイコン(Garmin Edge530)に接続してログを取り、ZwiftPowerというサイトのAnalysisという機能で比較しました。
結果:±1〜2%くらいの誤差でTacx(タックス)Neo2 Smartが少し低め
結果として、Tacx(タックス)Neo2 SmartのほうがRally(ラリー)より1〜2%程度低い値が出やすかったです。1%未満ではないので誤差がないとは言えない感じかなと思います。1%未満なら300Wでも3W以内の差で済みますが2%だと6W違ってきます。6Wはまあまあの差なので体感的にもパワーが出にくいなぁと感じる差だと思います。
Rally(ラリー)のほうが短時間の瞬間的なパワーは高く出やすい傾向があるようです。これは歪みを検知している仕組みと思われるペダル型パワーメーターだからかもしれません。クランク型のパワーメーターも瞬間的なパワーは出やすいと思います。
ちなみにKICKR(キッカー) V5とRally(ラリー)の誤差も比較したのですがほとんど誤差がなかったのでTacx(タックス)Neo2 Smartは少し厳しめのスマートトレーナーかなぁと思います。
Wahoo KICKR(キッカー)V5とGarmin Rally(ラリー)RS200のパワー誤差の比較Zwiftのペースパートナーとライド
少しTacx(タックス)Neo2 Smartのほうが低めです。
5分以上は1%台ですが1分以下は2%以上の誤差があります。
↓まれにですが、ほとんど誤差がない時もありました。
Zwiftのレース
これも少しTacx(タックス)Neo2 Smartのほうが低めです
ERGモードのワークアウト
自動で負荷を調整するERGモードだと全体的に2%台の乖離がありTacx(タックス)Neo2 Smartのほうが低いです。
Garmin Rally(ラリー)RS200とTacx(タックス)NEO2 Smartについてインプレッション記事を書いています。参考にしてください。
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