サイクリングなどでロードバイクに乗るのであれば固定式のビンディングシューズがおすすめです。
しかし、「どのメーカーを選んだらいいの?」「メーカーごとに違いってあるの?」など疑問に思っている人も多いでしょう。
そこで今回はロードバイクのシューズメーカーのおすすめ9選を紹介していきます。
1.ロードバイクのシューズを選ぶ時のポイント
ロードバイクのシューズを選ぶ時のポイントとしては主に以下の4点が挙げられます。
- クリートのタイプ
- 留め具の種類
- シューズのスペック
- インソールを使って調整も可能
では、それぞれのポイントを詳しくみていきましょう。
選ぶ時のポイント①クリートのタイプ
シューズとペダルを固定する器具でもある「クリート」には、いくつかのタイプがあります。
主な種類としては留め具の数によって分けられます。
- 2穴タイプ
- 3穴タイプ
- 4穴タイプ
それぞれのタイプで特徴や対応するメーカーが異なるので詳しくみていきましょう。
2穴タイプ
2つの穴で固定するタイプのクリートは、脱着が容易なので初心者でも立ちゴケの不安なく利用できるのが特徴です。
主なメーカーとしては「シマノ(SPD)」 などが挙げられます。
その他にも、歩行が容易といった特徴もあるので、サイクリングの途中で歩き回る人にも向いています。
クリートやペダルはこんな感じ
3穴タイプ
3つ穴で固定するタイプのクリートは、最もスタンダードで固定力の強さによって、ペダルに伝えたパワーを無駄なく推進力に変換できます。
本格的なクリートで対応するメーカーとしては「シマノ(SPD-SL)」「LOOK(Keo)」「TIME(Xpresso)」などが挙げられます。
シューズに対してクリートが出っ張る形になるので、歩きにくさはあります。
クリートやペダルはこんな感じ
4穴タイプ
4つの穴で固定するタイプは「SPEEDPLAY」というメーカー特有の仕様です。
固定力が強くパターの伝達効率が高い上に、クリート自体が小さいので歩行もしにくくないのが特徴です。
選ぶ時のポイント②留め具の種類
シューズのフィット感を調整するための留め具にも以下のような種類があります。
- シューレース
- ベルクロ
- ラチェット
- ダイヤル
では、それぞれどのように異なるのか詳しくみていきましょう。
シューレース
シューレースは靴紐を使って固定を行うため軽量性に加えて、フィット感を細かく設定することができます。
足元がスッキリとするためスタイリッシュな印象にもなりますが、脱着が少し面倒なのがデメリットです。
ベルクロ
ベルクロは、マジックテープでフィット感を調整するタイプで、主にエントリー向けのシューズに多いです。
しっかりとフィットさせることは難しいのですが、脱着が容易なので初心者の方におすすめです。
ダイヤル
ダイヤル式はハイエンドモデルに多いタイプで、細かい調整も可能ですし、脱着もスムーズなどスペックの高さが際立ちます。
状況に応じてシューズの締め具合を調整することもできるなどの特徴もあります。
ラチェット
ラチェットは、足首部分に調整可能なバックルが配置されているシューズです。
足首をしっかりと固定できるメリットはありますが、少々トレンドからは外れています。
選ぶ時のポイント③シューズのスペックによって選ぶ
シューズのスペックとしては以下の項目があります。
- 重量
- ソールの素材
- フィット感
- デザイン
では、それぞれ詳しくみていきましょう。
重量
重量が軽いほど足回りの負担が減って走りのスムーズさに繋がるでしょう。
スタンダードなシューズなら片足250g程度、ハイエンドなら片足150g程度が基準になります。
ソールの素材
ソールの素材には樹脂やカーボンなどの種類があります。
カーボンの割合が多いほど軽くて硬いので、走行性能のアップに繋がります。
フィット感
自分の足とのフィット感は非常に大切です。お店で実際に試着をしながら、グレードよりもフィット感を重視して決めましょう。
デザイン
最終的には自分の好みのデザインで選ぶことになるでしょう。
同じモデルでもカラーバリエーションがあるので、ウェアやバイクの色に合わせて選んでみてください。
選ぶ時のポイント④インソールを使って調整も可能
フィット感についてはシューズ本体だけでなく、インソールを使って調整することもできます。
自分の足の形状に合わせてインソールをオーダーメイドできるサービスもあります。
ロードバイクのシューズメーカーのおすすめを紹介
ここからはおすすめのシューズメーカーを紹介していきます。
今回ピックアップしたのは以下の7社です。
- シマノ(SHIMANO)
- フィジーク(Fi’zi:k)
- ジロ(GIRO)
- スペシャライズド(Specialized)
- レイク(LAKE)
- dhb
- ラファ(Rapha
では、1つずつ詳しくみていきましょう。
おすすめメーカー①シマノ(SHIMANO)
シマノ(SHIMANO)は、定番とも言えるメーカーで、エントリー向けからハイエンド向けまで幅広く揃っています。
日本人の足に合う横幅の広いモデルが多いので、フィット感を重視したい人におすすめです。
おすすめメーカー②フィジーク(Fi’zi:k)
フィジーク(Fi’zi:k)は、ダイヤル式のハイエンドなモデルを中心にラインナップしているメーカーです。
ライドスタイルに合わせたモデルもありますし、どんな方でも使えるオールラウンドさが魅力です。
おすすめメーカー③ジロ(GIRO)
ジロ(GIRO)は、アメリカのシューズメーカーで主にシューレースタイプのモデルを多くラインナップしています。
日本人の足に合わせたラインナップもあるので、足幅の広い方でも合わせることができます。
おすすめメーカー④スペシャライズド(Specialized)
スペシャライズド(Specialized)は、ロードバイクブランドとしてもお馴染みのメーカーで、主にハイエンドなS-Worksシリーズが有名です。
高い走行性能とデザイン性が魅力です。
おすすめメーカー⑤レイク(LAKE)
レイク(LAKE)は、サイクリングシューズ専門のブランドで、ハイエンドモデルを中心に扱っています。
カンガルー革を使った最高級品もラインナップされています。
おすすめメーカー⑥dhb
dhbは、主にエントリー向けで使いやすさに優れたモデルを多数ラインナップしているメーカーです。
初心者の方でも扱いやすいモデルも多いので、初めてのビンディングシューズにおすすめです。
おすすめメーカー⑦ラファ(Rapha)
ラファ(Rapha)は、サイクルウェアブランドとしてお馴染みですが、シューズのラインナップもあります。
デザイン性の高さに加えて、自社オリジナルの先進的な形状を備えたハイパフォーマンスな商品があります。
カジュアルなスニーカータイプのメーカーもおすすめ
ビンディングシューズで足を固定して走るのが怖いという方は、サイクリングに適したスニーカーを履くというのもおすすめです。
ソールが硬めで自転車が漕ぎやすいスニーカーも多数あります。
スニーカータイプのおすすめ①クローム(CHROME)
クローム(CHROME)は、アーバンブランドとして有名なメーカーで、自転車向けのスニーカーをラインナップしています。
普段履きとしてもおしゃれですし、ソールがしっかり硬くてペダルが漕ぎやすいのも特徴です。
ビンディングシューズへの切り替えが可能なモデルもあります。
スニーカータイプのおすすめ②onemile瀬戸内
onemile瀬戸内は、尾道発祥のブランドでサイクリングに適した設計で作られたスニーカーをラインナップしています。
普段履きにも使えるデザイン性の高さに加えて、カラーバリエーションも豊富なのでコーディネートを楽しみやすいでしょう。
まとめ
ロードバイクのシューズメーカーのおすすめについて紹介しました。
シューズメーカーによってさまざまな違いがあるので、特徴を把握した上で自分に合うサイクリングシューズを見つけてみてください。
サイクリングシューズを履いてより快適な走りを手に入れてみましょう!