ロードバイクが大好きな人もそうでない人も読んで欲しい漫画を集めてみました!まだ6選ですが随時追加していこうと思います。
かもめ☆チャンス
『社会人のロードレーサー』という描写がとってもリアル
かもめ☆チャンスの主人公は普通のサラリーマンですが、ひょんなことがきっかけでロードバイクの乗ることになりロードレースにどんどんハマっていきます。主人公は自分で気付いていないダウンヒルの才能を武器にどんどんレースで活躍していきます。
平凡な会社員であり父親であることのしがらみなどリアル志向の強い自転車漫画でレース展開等もよく練られていてついつい見入ってしまいます。
また、レースだけではなく友情や親子の愛情など私生活の中でのドラマなど感情移入してしまう作品で大人にぜひ読んでもらいたい漫画です。
シャカリキ
ロードレース漫画のパイオニア
これを読んでロードレーサーを志した選手も多く、サッカーでいえばキャプテン翼のような存在といえます。
主人公の輝は、周囲が心配するほどロードバイク、ヒルクライムに傾倒しており、街の坂を登るだけでは飽き足らず高校進学と同時に自転車競技部に入部します。一途な性格も相まって周囲と打ち解けるには時間がかかりますが、レースに対する真摯な思いは次第にまわりを引き込み、やがて日本最大級のレースで仲間・ライバル達としのぎを削ります。
よくわからなかったロードレースというものをシャカリキで知り、次第に引き込まれていきました。登場人物のロードバイクに対する愛と情熱を感じられる、自転車好きなら読まなければいけない作品です。
オーバードライブ
ロードレースブームの牽引をした作品
主人公ミコトは自転車に乗れない高校生でしたが、あるきっかけで自転車競技部に入部、潜在的な能力を買われスプリントのエースとして活躍します。スプリンターとしての苦悩、仲間との協調を描きながらも仲間たちと壮大なプランを実現するため奮闘していきます。
ある日、突然に主人公が覚醒しトップクラスの選手として活躍しはじめた、今でいうなろう系の主人公かなと思います。リアルなロードレース漫画というよりはファンタジーとして読んだほうが楽しめます。
弱虫ペダル
キャラ全員が『熱』を持って生きている
ロードバイクにかける熱、友やライバルとの熱、勝負にかける熱が登場人物全員から感じられる作品です。
小野田坂道は千葉の自転車競技部の名門総北高校に入学します。
ひょんなことからロードバイクレースの実力者今泉と出会いレースをして勝ってしまいます。
今まで本気で何かに取り組んだことのない坂道は自転車の才能があることを今泉に認められた結果自転車部に入部します。目標とする先輩と出会い、良き仲間と出会い、総体でライバルとの死闘を経て成長していく物語です。
主人公の花道以外にも魅力に溢れるキャラクターが登場してバックボーンまで丁寧に書かれているのが魅力です。ライバル校の箱根学園の面々の魅力が豊かで総北高校以上の人気になっています。
じこまん
自転車に魅入られてしまった者の哀愁を感じられる一冊
作者は「かもめ☆チャンス」と同じで、舞台としては制作現場のバックヤードといった趣きです。レーサーが大活躍するのではなく、等身大の自転車趣味の人の一喜一憂があるあるな感じに描かれています。
作者と、作者同様に自転車に入れ込んでしまった人が苦悩しながらも自己満足を繰り広げる一話完結のコミックです。
「かもめ☆チャンス」を読んでから「じこまん」を知り、作者の自転車愛を感じて「かもめ☆チャンス」を読み返してしまいました。自分が通ってきて自己満足していた道をすべて指摘されているようで読んでて痛快なような恥ずかしいような感じでした。
ギャンブルレーサー
「特殊」公営競技の競輪を分かりやすく泥描いた漫画
「競輪」は名前だけなら聞いたことがあるという方がほとんどだと思いますが、実は競輪は「ギャンブルの最終駅」と言われ数々のギャンブルを経験してきた人達が最後にたどり着きその迫力や駆け引き、ラインと言われる競輪独自の特殊ルールに魅せられ、気が付けば抜け出せなくなってしまう程の面白みが詰まったギャンブルらしいです。
その半面、分かりづらく難解なルールや競輪場の客層がディープなゆえ初心者には中々近づきがたいですよね。
そんな「特殊」公営競技の競輪をギャンブルレーサーという漫画で分かりやすく泥臭く描かれています。
主人公関優勝の周りがあきれるほどの悪だくみは必見です。