そろそろロードバイク用のウェアが欲しい・・。最初は少し抵抗あったけどカッコよく見えてきた!でもウェアっていっぱい種類があってどうやって選べばいいか分かんないよ!
「ロードバイク用のウェアを買って本格的に走りたい! でもどんなウェアがいいんだろう?」
ウェアを着こなすライダーはかっこいいですね。
ですが、なかなか間近で見る機会もなく、どうウェアを選べばいいかわからない方も多いでしょう。
ロードバイク用のウェアを取り入れれば、より速く、快適に走ることができますよ。
今回はロードバイク用のウェアの選び方と、おすすめのウェアについてご紹介します。
最低限揃えておきたいもの
ロードバイクに乗るにおいて、最低限揃えておきたいのは「トップス」「ボトムス」「ヘルメット」です。
トップス
まず、ロードバイク用のトップスは、速乾性の高い素材が使用され走行中でも汗でべたつくことなく快適に走行できます。これが想像以上に快適で一度専用のウェアを着ると普通のTシャツには絶対戻れないのです・・!
ほとんどのトップスには背中にポケット(バックポケット)が搭載していて補給食や貴重品を入れたりできてコレもとっても便利なのです!
(もしスマホなどをバックポケットに入れる際は、汗を防ぐために防水ケースなどの対策をすることをおすすめします。)
ボトムス
ボトムスは基本的に腰で履くレーサーパンツと、肩紐があり場所が固定しやすいビブショーツ(ビブタイツ)があります。
お尻とサドルが接する部分にパッドが入っているので、長時間の走行時のお尻の痛みを軽減します。特に初心者はこのパッドがあるとないとで全然お尻の痛みが違うのでコレもトップスと同じく一度使ったらジーパンとかで走ったり絶対できません!
また、トップスと同じように速乾性にも優れ快適に走行できます。
体のシルエットにフィットしたボトムスなら空気抵抗も少なく、走行中にペダルやクランクに服が巻き込まれる心配も無用です。
ヘルメット
そして、忘れてはならないのがヘルメットです。
転倒時にあなたを大怪我から守ってくれる役割や、車や歩行者に存在を知らせる効果もあります。
走行中の安全を確保するために必須のアイテムですので、忘れずに揃えておきましょう。
初心者の方はヘルメットを後回しにしがちなイメージがあります。自分はヘルメットで何度か命を救われた事があります。絶対にヘルメットは被ったほうがいいですよ!
同じ怪我防止のものとして、グローブも忘れずにつけておくべきですね。
最初は実際に着てみる事が大事
服を通販で購入して、思ったサイズではなかった経験がある方も多いでしょう。
ロードバイクのウェアも同様で、実際に着てみることが重要です。
特にロードバイク用のウェアは空気抵抗を減らすため、体にぴったりと沿うデザインになっています。
骨格や筋肉のつき方によっても適切なウェアは異なりますので、はじめは試着してみるべきでしょう。大体のサイズ感が分かったら通販などでも失敗せずに買えると思います。
また、試着の際は実際の走行フォームになって確認することをおすすめします。
立ったままだとピッタリでもロードバイクに乗るとしっくりこなかったりすることもあります。裾が短くないかや、首や肩のあたりが突っ張っていないかを確認しましょう。
サイズは少しきつめがおすすめ
サイズに関しては少しきつめがおすすめで、いくつか理由があります。
まずは空気抵抗に関して、ゆるいジャージを着て走行すると速く走るたび・長く走るたびに体力への負担がかかります。
ダウンジャケットなどのゆるい服を着て自転車やバイクに乗ったことがある方は想像しやすいでしょう。
速く走ると風で服が膨れ上がったり、思ったより速く走れないと感じるはずです。
また、きつめのサイズはバックポケットに入れたものを固定する役割も果たします。
ファッションの観点からも、ゆるめのウェアよりきつめのウェアの方が垢抜けて見えますよ。
季節によって揃えたいもの
普段着が季節によって変わるように、ロードバイク用のウェアも季節によって最適なものが変わります。
大きく「春・秋」、「夏」、「冬」の3パターンでウェアを準備しておくと良いでしょう。
頻繁に乗られる方は季節ごとに複数枚準備しておくとなおいいですね。
基本的なウェアを揃えて寒い時は重ね着するのも、気温の変化に柔軟に対応できるためおすすめです。
では、それぞれの季節のウェアの特徴について簡単に説明します。
春・秋
春と秋は基本的に「トップス」で調整します。
トップスは半袖ジャージとウインドブレーカーがあれば良いでしょう。
薄手の長袖ジャージを準備するのも良いですが、実際に走行すると使用頻度が低くなる方も多いですので好みに合わせて選ぶといいでしょう。
また、長い走行になる時や、ビブショーツの肩紐が気になる方はロードバイク用のインナーを着るのもいいですね。
春・秋は気温が変わりやすいので、気温に合わせてコンパクトなウインドブレーカーをチョイスするのがおすすめです。
ボトムスはレーサーパンツ(ビブショーツ)があれば良いでしょう。
夏
夏は半袖ジャージにレーサーパンツ(ビブショーツ)があれば良いでしょう。
状況に応じてインナーを着たり、日焼け対策のアームカバー等をつけてもいいですね。
グリップ力の向上や転倒時に手を守るためにも、グローブをつけることも忘れないようにしましょう。
冬
冬のウェアが一番難しいですね。
冬はトップスもボトムスも小物も気温や天気に合わせて色々組み合わせる必要があります。
コツとしては「重ね着をしておいて気温に合わせて脱ぎ着して調整する」ことです。朝の寒い時は、インナー+半袖ジャージ+ウィンドブレーカー(ジャケット)といった組み合わせにしておいて、昼になって気温が上がってきたらウィンドブレーカーを脱いだり。といった感じです。
トップスは防風性のあるインナーやジャージの上にウインドブレーカー(ジャケット)を着ると良いでしょう。
ボトムスも防風性と保温性に優れた冬用のビブタイツを着用すると良いですね。
冬場は指先などの末端も冷えやすいので、防寒性能があるグローブをつけておくと快適さが増しますよ。
また、気温に合わせてアームウォーマーやイアーウォーマー、シューズカバーをつけるといいでしょう。
冬のウェアの選び方やポイントを以下の記事で解説しています
ロードバイクの冬のウェアの選び方!ポイントは「◯◯」と「△△」!おすすめウェア
サイズが合っていれば、基本的にあなたの好きなデザインや機能で選んでも大丈夫です。
そうといっても、どのウェアがいいか迷う方も多いでしょう。
そんな方の参考になるようなおすすめのウェアをご紹介します。
KAPELMUUR(カペルミュール) 半袖ジャージ インディゴ
おしゃれなデザインで人気のあるカペルミュールが発売する半袖ジャージです。
デニムのような風合いで清潔感があり、様々なボトムスと合わせやすいデザインに仕上がっています。
UVカット機能と吸汗・速乾性に優れた素材を使用し、バックポケットも搭載、快適な走行をサポートしてくれます。
Pearl izumi(パールイズミ)ストレッチ ウィンドシェル 2300
日本のサイクルウェアブランドであるパールイズミから発売されるウインドブレーカーです。
気温の変わりやすい春・秋に活躍が期待でき、薄手で軽量なのが特徴です。
防風性、透湿性にも優れ快適な走行をサポートし、背部には撥水メッシュ加工がなされ、にわか雨にも対応します。
カラーリングはシンプルなブラック、ホワイトと目立つネオンイエローがラインナップされ、選ぶ楽しさもありますね。
Pearl izumi(パールイズミ)コンフォヒート
こちらもパールイズミが発売しており、冬場のインナーとして活躍します。
気温は約5度に対応、身体から出る湿気により発熱し、パイル生地によって保温性が高められます。
汗も素早く吸い取り走行中でもサラサラ快適です。
シンプルなデザインでファッションの面でも活躍しますね。
Santic(サンティック)サイクルジャケット
冬場に活躍するコスパに優れたサイクルジャケットです。
裏起毛生地の使用や立て襟のデザインなど、細かい部分で寒さ対策がなされています。
適応する気温は約8~15度で、インナーとの重ね着で温度をコントロールしやすいのも特徴です。
Santic(サンティック)レーサーパンツ
サイクルジャケットに続き、こちらもコスパに優れたサンティックのレーサーパンツです。
吸汗性と通気性を備えており、パッドもやや厚めでロングライドでも活躍します。
カラーリングも多彩で、お持ちのジャージやロードバイクと合わせて選ぶこともできますね。
Shimano ビブショーツ
コンポーネントでも有名なシマノのビブショーツです。
メッシュビブによる高い通気性や、夜間走行でも役立つリフレクターを搭載しており、ベーシックな一品になっています。
Pearl izumi ウィンドブレーク ビブタイツ
冬場に活躍する、安定のパールイズミのビブタイツです。
前面部には透湿性、耐水性に優れた素材を使用しており、冷風からライダーを守ります。
約5度の気温に対応していますので、冬の頼もしい相棒になるでしょう。
終わりに
今回はロードバイク用のウェアの選び方やおすすめのウェアをご紹介しました。
人それぞれ、走るスタイルや筋肉の量などの体質で感じる温度は異なります。
また、普段走っているコースや住んでいる地域によって、気温の変化も異なります。
ウェアもライドと同じで、実際に経験して改善点を見つけていくのが、あなたにぴったりのウェアを見つける近道です。
今回ご紹介したウェアの選び方やおすすめのウェアを参考に、理想のウェアを探してみてくださいね。