ロードバイクのサドルを変えたいんだけどどんなサドルがいいの??人気のサドルを教えて!
サドルはホイールやコンポーネントと比較しても通なパーツになるため、新しいものに変えるときは迷いますよね。
今回は、ロードバイク用のサドルの人気ランキングとサドルを変えるメリットやサドルの選び方をご紹介します。
まずは!ロードバイク用サドルの人気ランキングをご紹介
さっそくですがロードバイク用サドルの人気ランキングを順番にご紹介していきます!
※2019年10月時点のAmazonでの売れ筋ランキングを参考にしています。
1位:Fizik “ARIONE R3”
シューズでお世話になっている方も多いでしょう、かっこいいデザインが特徴のFizikのサドルです。 縦座面はフラットでポジションの微調整もしやすく、様々な状況下で活躍します。 以前のモデルよりも約20gの軽量化が施され、185gの重量に抑えられていると同時にクッション量は増加しており、Fizikの企業努力がうかがえます。 「Made in Italy」のハンドメイドで職人技を感じられ、様々なロードバイクに合わせやすい一品です。 裏側もカーボン柄となっており、細かいところまでおしゃれなサドルです。 初めてのサドル交換にオススメですよ。
2位:Velo “Plush VL3147”
快適な走行に役立つクッションが多めのサドルを、お手頃な価格で販売しているVeloのサドルです。 こちらもクッションが厚めのロードバイク用サドルで、ロングライドなどにオススメの一品です。 幅も広めで中央部には穴もあり、走行中の痛みを軽減し快適に走れるコスパに優れています。 黄色のタグとロゴマークがロードバイクのアクセントになりますね。 走行中の痛みに悩んでいる方は、まずはこちらのサドルを試してみるといいでしょう。
3位:Selle SMP “TRK”
縦座面が非常に湾曲したデザインが特徴のSelle SMPが販売するロードバイク用サドルです。 丸みを帯びたデザインがサドルのホールド力を高め、中央部には大きなくぼみと穴があり股間の痛みを軽減します。 走行中のお尻の痛みや、長時間の走行での痛みに悩んでいる方にオススメの一品です。 サドル中央部の「Made in Italy」の文字と、イタリアの国旗のカラーをモチーフにしたトリコローレカラーのデザインも誇らしげですね。
4位:Selle italia “SLR Titanium”
サドルといえばこのメーカーとも言えるSelle Italiaが販売するサドルです。 カーボンシェルとチタンレールの組み合わせで約145gと軽量化されています。 ダンシング時に遠心力がかかりやすいサドルが軽くなることで、スムーズなダンシングに繋がりますよ。 さらに、程よいクッションとメッシュ加工により、快適な走行をサポートします。 サドル選びで迷った場合はこちらのサドルを選択すればいいでしょう。 やや高額ではありますが、投資対象としてはとても優秀なサドルです。
5位:Pro “Stealth”
ツールやパーツでもお馴染みのShimano Proが販売するショートノーズのサドルです。 前傾姿勢の走行に向いており、アグレッシブな走りをする方にオススメの一品です。 縦座面も平らですのでポジションの微調整でも力を発揮します。 穴あき加工もなされているので、長時間の走行による痛みも軽減できますね。 シマノらしい全体的にバランスのとれたサドルです。
6位:Vertu “Spider”
通好みなメッシュタイプのサドルですが、価格は1,000円を切っており注目したい一品です。 なめらかなカーブのデザインと独特のしなりがあり、見た目からの想像以上に乗り心地がいいでしょう。 好き嫌いが分かれるサドルですが、手頃な価格ということもあり挑戦してみる価値のあるサドルです。
7位:Prologo “Dimension Tirox”
イタリア語で「プロローグ」を意味するPrologoが販売するサドルです。 ショートノーズでクッションも少なめのため、攻めのサドルになります。 一方で、穴あきサドル特有のお尻の痛みも軽減するようなフラットに近い形状になっています。 サドル作りのプロらしく、ライダーのことを考えた作りとなっています。 見た目からも高級感があり、レーシーなロードバイクにもぴったりでしょう。
サドルのランキングではなくおすすめのサドルも知りたい!という方はこちら
【最新】ロードバイクのサドルおすすめ17選を用途別に紹介【迷ったらコレにしとけ!選び方も解説】ロードバイク用のサドルを変えるメリットとは?
ロードバイクのサドルを変えることによって、どのようなメリットがあるか知っておきたいですよね。
例えば、サドルをクッションのある柔らかい物へ交換すれば、長時間の走行でもお尻にかかる痛みを軽減することができます。
縦座面が曲線のあるサドルから平面に近いサドルへ交換すれば、走行中でも微妙なポジションの変更もできます。 後述する「サドルの選び方」にそれぞれのサドルの特徴を挙げていますので、それらを参考に目的に応じたサドルを選びましょう。
【参考に】ロードバイク用のサドルの選び方
お持ちのロードバイクに乗る上で問題となっている点や、改善したい点を思い浮かべて確認すれば、自分にあったサドル選びの参考になりますよ。
縦座面の反り具合
縦座面(サドルを横から見たときの座面)には平らなタイプと反っているタイプがあります。 平らなタイプは走行中でもお尻の位置を変えやすく、状況に応じて柔軟にポジションを調整できるのがメリットです。 一方で、お尻部分が固定されないため、慣れないうちはポジションが不安定になる可能性があります。 反っているタイプはサドルのくぼみにお尻がホールドされるため、安定したペダリングにつながります。 ただし、走行中にお尻の位置を調整するのが難しいため、長時間の走行で痛みが発生する場合もあります。
横座面の丸み具合
横座面(サドルを縦から見たときの座面)は平らなタイプと丸みを帯びたタイプがあります。 こちらも同様に、平らなタイプはポジションの調整がしやすく、丸みを帯びたタイプはペダリングの安定性を高めてくれます。 横座面を見る際は、サドル後ろのテール部分だけでなくシェイプされている部分(中間部分)が平らに近いかどうかも確認するとなおいいでしょう。
サドルの幅
一般的にサドルの幅はライダーの坐骨幅に合わせて選ぶことが多いです。 男性よりも女性の方が幅広のサドルに適しており、体重が重めの方の場合も幅広のサドルを選択するといいでしょう。 ロードバイクに慣れていないうちは、サドルを取り扱うショップにて相談してみるのをオススメします。
サドルの長さ
サドルの長さについては近年、短めのサドルが多く出回るようになりました。 短めのサドルは坂を攻めたり、平地を高速巡行したりと、強度の高い走行を主に行う方に適しています。 前傾姿勢が取りやすく、強力なペダリングをサポートする形状で、サドルが小さくなり軽量化にも繋がっています。 長めのサドルは走行中のポジションを調整する時に役立ちます。 ロングライドをする際や気楽に走られる方、「本格的な攻めの走りはしない」という方であれば長いサドルをオススメします。
サドルの素材
クッションを多く使用したサドルを使用すれば、走行中の痛みを軽減してくれます。 一方で、クッションが少ないサドルは走行中のもたつきが少なく、高いケイデンスを維持して走る際に活躍します。 軽量化のためにクッションのないサドルも存在し、こちらは短距離のレースをする際に力を発揮します。 また、サドルのレール部分も金属でできているものとカーボン製のものがあります。 カーボン製のレールは衝撃吸収性に優れ軽量ですが、高額なのがデメリットですね。 一般的には、耐久性が高く価格も比較的手頃な金属製のレールのサドルを使用するのがオススメです。
穴あき加工
サドルの中間部分に穴の空いたものがあります。 長時間の走行で、尿道や股間の痛みを感じた方もいらっしゃるでしょう。 穴あき加工がされているサドルなら、その原因となる股間の圧迫を軽減してくれます。 一方で、穴の周囲に重力がかかるためお尻に負担がかかりがちです。 サドルにバランス良く重量を分散したい場合は穴の空いていないサドルを採用するといいでしょう。
おわりに
ロードバイク用サドルの人気ランキングをご紹介しました。 サドルを交換する目的を意識しながら、あなたにぴったりのサドルを選んでみてくださいね。