ロードバイク乗車中のトラブルで代表的なのが「パンク」です。タイヤがパンクしてしまうと走行不能になってしまいますし、修理に時間を取られてしまいます。何よりテンションがガタ落ちですよね。
また、サイクリングであれば時間の余裕もあるものの、通勤や通学で1分を争うような状況でパンクしてしまうと大変です。ロードバイク乗りにとって大敵であるパンクについて真剣に考えなければなりません。
そこでおすすめなのが「パンクに強いタイヤ」です。タイヤメーカーはいろいろありますが、メーカーによって耐パンク性能に優れた商品があります。
今回はパンクしにくいロードバイク タイヤを紹介していきます。
パンクに強いロードバイクタイヤなら「コンチネンタル」がおすすめ!
「耐パンク性能」と聞いて最初に思い浮かぶのが「コンチネンタル」です。サイクリストの間でもパンクに強いことでも知られるコンチネンタルを愛用する必要は数多くいます。
また、耐パンク性能だけではなく、転がり性能や耐久性、グリップ、快適さなど強いだけではない速いタイヤでもあります。
初心者からでも、上級者でも満足できるスペックを合わせ持ちながら、何よりパンクに強いというのは非常に安心ですよね。
タイヤにもさまざまなメーカーの商品がラインナップされていますが、パンクに強くて、その他の性能もハイスペックなタイヤがいいのであれば「コンチネンタル」で間違い無いでしょう。
おすすめは断然GrandPrix 5000です!
コンチネンタルについてはこちらでも詳しくまとめてますので参考にしてみてください
ロードバイクのタイヤでコンチネンタルってどうなの!?【答え→最強のロードバイクタイヤ!迷ったらコンチネンタルでOK!】その他にも「パナレーサー」「シュワルベ」もコスパが高くおすすめ!
コンチネンタルのタイヤはAmazonで購入しても前後で10,000円します。少し予算オーバーだという人はコスパも良く、耐パンク性能に優れたメーカーがおすすめです。
ここでは「パナレーサー」と「シュワルベ」の2つを紹介します。
パナレーサー
日本の自転車タイヤメーカーでもある「パナレーサー」はどこの自転車ショップでもラインナップされているということもあり、トラブルが起きた時の対処でも頼りになります。
下記で紹介している商品はロングライド向きのタイヤです。砂利や段差などパンクが起こりやすい場所でも難なく走れ、高い剛性による安心のライディングを提供してくれます。
シュワルベ
シュワルベのマラソンシリーズというタイヤはとにかく耐パンク性能に特化したタイヤです。日本一周やブルベなどのロングライドが好きな人に高い評価を得ています。
タイヤには耐パンクベルト「グリーンガード」を採用し、耐摩耗性や耐候性にも優れています。走行性能で言えば多少は劣りますが、長く愛用できるタイヤでもあり、トラブル知らずで走り続けることができるので、通勤や通学などでロードバイクに乗る人にもおすすめです。
レース向けのタイヤは選ばない方がいい
ロードバイクのタイヤの中にはレース向けの走行性能に特化したタイヤもあります。確かにレース中もパンクは大敵なので耐パンク性能が劣るというわけでは無いのですが、価格も高いですし何よりパンクしないことが重要という人はあまり選ぶ必要はないでしょう。
やはりパンクしにくいことを重視してタイヤを選ぶのであれば、耐パンク性能に優れた上記のようなメーカーから購入すべきです。
タイヤ選びだけではなく日頃のメンテナンスも重要
パンクを防ぐためには耐パンク性能の高いタイヤを選ぶだけではなく、日頃からのメンテナンスも重要です。いくらパンクしにくいタイヤでもメンテナンスが疎かになっていてはいけません。
メンテナンスの有る無しによってパンクの起きやすさも決定的に異なってくるので意識してやっていきましょう。ここではロードバイク タイヤのメンテナンス方法をまとめていきます。
タイヤの空気圧を適切に管理する
ロードバイクのタイヤにとって空気圧は非常に重要です。適正な空気圧から高すぎても低すぎてもパンクの要因となってしまいます。ロードバイクのタイヤに空気を入れるときは、空気圧メーターのついた空気入れを使用して、乗車前に必ず適正な空気圧にしておくようにしましょう。
正しい空気圧で走ることがパンクを防ぐ一番の方法となります。
ロードバイクタイヤの空気圧については以下の記事でも詳しく解説しています
ロードバイクのタイヤの空気圧は「MyMavic」アプリがおすすめ!【使い方も解説】ロードバイクタイヤの空気圧の見方【詳しく解説】【ロードバイク】タイヤの空気圧の適正ってどれくらい?【詳しく解説】タイヤに傷などがないかチェックする
走っていくうちにタイヤの表面に傷などがつくことがあります。傷がついていたり、表面が剥がれるなどによってパンクが起きることがあるので、定期的にチェックをしておきましょう。
度を超えるような傷が見つかった場合には、新しいタイヤと交換しておいた方がいいでしょう。
正しい向きで装着する
ロードバイクのタイヤは前後どちらの向きでも装着すること自体は可能です。しかし、メーカーによって前後の向きが決められていることが多いです。多くの場合、タイヤの表面に装着する向きを示した矢印などが記載されているのですが、それにしたがってタイヤを装着するようにしましょう。
定期的にローテーションをする
ロードバイクのタイヤは前後によって消耗するスピードが異なります。一般的に後輪の方が消耗が早いといわれており、ずっと同じまま走っていると消耗度合いに差が生じてしまいます。
なので、定期的にタイヤの前後を入れ替えるローテーションを行うようにしましょう。
ローテーションをしておけばタイヤの消耗度合いを均一にすることができ、過度な消耗による突然のパンクを防ぐこともできます。
ロードバイクタイヤのメンテナンスについては以下の記事でも詳しく解説しています
【図解】ロードバイクのタイヤ(ホイール)の外し方!と取り付け方!ロードバイクのタイヤって寿命あるの!?そりゃあるよね?で、寿命はどれくらい?ロードバイクのタイヤの交換時期はいつ?⑤つの目安と自分でできるカンタン点検&整備まとめ
ロードバイクでパンクしたくないのであれば「パンクに強いタイヤを買う」「タイヤのメンテナンスを欠かさない」、この2点が重要となります。サイクリング中にパンクをするとテンションも下がりますし、時間も要してしまいます。通勤や通学中であれば遅刻の原因にもなってしまうのでパンクはできるだけ避けたいところです。
この記事の内容を参考にしながらパンクに強いタイヤを購入し、そしてタイヤのメンテナンスを実践してみてください。